協働を強いる教師たちへ

「みんな」という言葉を日々多用している教師は、一度、クラスの子どもたちの20年後、30年後を具体的に想い浮かべてみるといい。どの子も全く違う環境で全く違う人生を送っているはず。

たまたま同じ時期に同じ場所に生まれただけ。その教室に集まっているのは、あくまでも「たまたま」。なんの必然性もない。そんな子たちに「協働」を強いることは根本的に異常なんだという発想を、一度は持ってみるといい。目が覚めるだろう。

盲信してきた集団主義を客観視するには、未来の子どもたちの姿をイメージするのが一番。

協働とは、同じ目的のために働くこと。たまたま同じ時間・空間に生まれついただけでなぜ同じ目的を強いられなければならないのか。真の意味で子どもの主体性を重んじるなら、それぞれの子どもの「目的」の違いを重んじるべき。

学校は、あくまでも最小限の「共通の目的」の達成だけを目指して教育・指導を行うべき。過剰な協働の強制を止めるべき。なんでもかんでもすぐAll for One,One for Allの発想を持ち出してはいけない。王に仕えるという不動の目的を共有している銃士隊ならまだしも。

(2017/5/1深夜のツイートまとめ)

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