「不完全だが実に優れた答案」を見逃さない教師講師を増やす必要がある

横浜・山下公園にて撮影

2017/9/8金の授業後のツイートまとめ:

授業1コマだん。
posted at 18:47:02

教師講師のプロ性とは、一見不完全な文章、一見不完全な答案、一見不完全な作品の中に実は明確に存在している「良さ」を見出すことができるということ。
そして「なぜ良いのか」を児童生徒に明確に伝えられること。
さらに「良さ」がこれこれの指導の結果であると教師自ら具体的に明言できること。

posted at 18:52:24

ところがそうしたプロ性のある教師は非常に少ないというのが実感。そういう教師が多ければ、もっと多くの子の優れた文章が救われると思うのだが。
posted at 18:57:14

たとえばハイレベルな中学の先生(あるいは中学のハイレベルな先生)であれば、入試の採点をする際に「実は優れた答案」を見逃さないと思うのだが、まあ少なくとも模試では、見逃される。見逃されまくる。なにしろバイトだからな。採点者が。
posted at 18:58:48

たとえば、「アはAではなくB」という文におけるア=主題は通常、文中に書いてあるので答案に書くのは簡単。
一方、A・B=述部すなわち抽象化された対比の観点を見出すのは難しい。そこにこそ能力が現れる。
ところがA・Bができていてもうっかりを抜かすと意味不明の文章になり0点になりがち。
posted at 19:01:48

逆に、が書いてありA・Bはいい加減な書き方(=文中の言葉を切り貼りしただけの書き方)になっているような答案が、それなりの点数を取ってしまう。
これでは本当の能力を序列化できているとは言えない。
posted at 19:03:18

切り貼りでなんとなく意味が通じるだけの答案はさほど評価せず、A・Bができている答案をこそ高く評価する、というような規準を、国語教師・講師は持たなければならない。
posted at 19:05:29

しかしそういうことのできる国語の先生は本当に少ない。結局は、教師教育が欠かせないということになる。
posted at 19:06:01

不完全だが実に優れた答案」を見て、切に願うばかりだ。
そういう教師が増えますように。
せめてその子の入試ではそういう先生が採点してくれますように。
……と。
むろん実際のところは、「完全で優れた答案」を書けるよう、指導する以外にないのだが。
posted at 19:08:12

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