「長く書いてから削る」という方法を捨てること。「短く書いてから増やす」という方法をとること

横浜・日本大通りにて撮影

2015/10/24のツイート再録

授業終了なう。

文章はまず骨組み。とにかく骨組み。
国語読解では問いを読んですぐ答案を書いてはいけない。
まず骨組み(=型)を組み立て、それから肉付けしていく。

ところが、多くの子は肉にくるまれた長い文章をだらだらと書き、あとから肉を削ろうとする。よくない。

長く書いてから削る」という方法を捨てること。
短く書いてから増やす」という方法をとること。
それが文章力向上の原則。

いつもいつも教えているが、なかなか、なかなか、なかなか伸びない。
読解なんてやっているから伸びないのだ。
短作文。200字メソッド。これを、いやというほどやらないと、読解なんて本当はできない。

でも、受験などの目の前の現実を考えるとやらないわけにもいかないから、しかたなく読解をやっている。

いや、もちろん子どもたちは伸びているのだよ。
だけど、こちらの理想が高いので。
だから、まだまだという感じが残るわけだ。

読解答案にかぎらずどんな文章であれ、型がなければ伝わらないのだから、本気で伝えようとすれば必然的に型を想定することになるはず。
「アはAだがイはB」といった型を。
そしてそこに肉付けしていく。

小中学校段階の国語授業というのは型を教えること「だけ」に集中するべき。
名作を読ませる必要など全くない。
名作というのは型破りの象徴。
スイミーもモチモチの木もごんぎつねも大造じいさんもやまなしも要らない。
短作文と短文読解で型を学ばせる。真似させる。それを使う練習を積ませる。それのみ。

そして、型は、子どもがアクティブなラーニングでは身につかない。
教師がアクティブなティーチングでこそ身につく。
教師がアクティブだから子どもの頭の中がアクティブになる。
そして結果的にラーニングできる。
それがほんとのアクティブラーニング。

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