必読コラム


ぜひお読みいただきたい内容を断片的にご紹介します。

石の上にも3年

会話で答えるのと、読解で答えるのと。両者には自ずと違いが出る。
「なぜ今日は試合が中止なのか?」という問いがあるとして、会話なら「雨だから」でいいが、読解では「今日は雨だから」と書く必要がある。
この「今日は」の部分を省略してしまう子が、実に多い。
「因果関係整理問題の答案では、主語・主題を意図的に繰り返せ!」ということだ。
会話は、受信者である相手が目の前にいる。しかし、読解では、受信者である採点者は目の前にはいない。
目の前にいない人間にメッセージを送る以上、省略は極力避けなければならない。
ましてや、自己の理解度を相手に対して証明してみせるための文章、それが記述答案なのだから。
しかし、そうは言っても、ハイレベルな答案を書ける子が増えてきた。
対比の観点の統一という技術1つをとってみても、あたりまえのように「意識」できるようになってきた子が多い。
指導の成果は確実に上がっている。
最近入った生徒も、早く追いついてほしい。
新しい生徒が入ることの多い2月は、これまでの生徒がいかに成長を遂げているのかを実感できる季節でもある。
新入生が書く答案には、一般的な国語教育すなわち「形なき国語」の授業しか受けていないという事実の重さがにじみ出ている。
それをあらためて目の当たりにした時、ああ、「形ある国語」つまり論理的思考の技術を毎週積み重ねる授業を受けている子の答案は明らかに違っているなあ、と再認識させられる。
その違いを簡単にいえば、「文章を切り貼りすれば答えが書ける」と思っているか、「文章を別の水準の表現に言いかえたとき初めて答えになる」と思っているかの違いである。
むろん、後者が、わが塾の指導を受けている子の考え方である。
最近入った子には、1日も早く、そういうものの見方をできるように育ってほしい。
とはいえ、国語力向上に時間がかかるのもまた常識である。
だから、とにかくは、長く続けること。これに尽きる。
最低3年だと思う。3年通って初めて、そういう「センス」が体に染み込み始める。
有形の技術も、体得され血肉となれば、無形になり、見えなくなる。無意識の領域に至る。
そして、まるで「センス=感覚」であるかのように、技術を使えるようになる。
ただし3年は最低ライン。理想はその倍。
2015/2/14のブログより)

あなたの知らない、テストの現実

国語のテストというものは、問題・解答・採点の不備が想像以上に存在する。
国語テストの結果は、受験者(子ども)の能力だけでなく、出題者・採点者の能力にも大きく左右されるのだ。
「能力の高い子ほど得点できない問題」というものも存在する(具体例(福嶋隆史mine)不備4参照)。
また、多くの大手塾の模試の採点はド素人のバイトが行っている(※)。
あるテストの点数や偏差値が、能力向上の有無を本当に証明していると言えるか?
それを考慮に入れず、軽々に国語の成績を判断してはいけない。
(※)その実状↓
例)センター試験の「後釜」に不安が募りすぎる理由~学生バイトが記述問題を採点~
例)全国学力テストの採点のいい加減さについての記事
例)採点バイト当事者たちのリアルタイム・ツイートを見てみる
例)ベネッセ採点バイトリーダーのツイートを見てみる
例)四谷大塚のバイト募集を見てみる
例)SAPIXのバイト募集を見てみる
例)Benesseのバイト募集を見てみる
例)河合塾のバイト募集を見てみる
例)東進のバイト募集を見てみる
他)総合得点や偏差値だけで我が子を不当に断罪するなかれ!

あなたの危険な「思い込み」

大手の塾に通っているからといって安心していないか? その塾の先生は専任講師か? それともアルバイトか?
塾名(社名)と「アルバイト募集」「バイト採用」などのキーワードで検索すると、そのあたりがつかめることが多々ある。
塾の規模が大きければ大きいほど、「はずれのバイト先生」も多くなる。

個別指導のほうが一斉指導より価値があると決めつけていないか?
個別指導より一斉指導のほうが、教える側に技量が必要。その分だけ講師の質・指導の質は上がる(詳しくはこちら)。

「理系に進むならば国語の勉強は優先しなくてよい」と考えていないか?
国語力=論理的思考力とは、理系の思考力にほかならない。
かつて金沢工業大学の学生・先生方やNTT-MEの技術者の方々を対象に講演した際にも、まさに国語力こそが理系に求められているのだと、みな口を揃えておっしゃっていた。
完全なる「理系」に進んだ先輩方が、国語力を磨いてこなかったことを後悔しているわけだ。

ふくしま国語塾の「ご利益」

日本中の国語の先生――塾予備校はもちろん、学校も公立私立国立問わず中学高校(あるいは大学も)問わず――が、ふくしま式の本を愛用・愛好してくださっている。
早い話が、ふくしま式による模試・入試が出題されるということだ(そういった先生方に、セミナーの場で多数直接お会いしている)。
当塾で教わるということは、そういった「ご利益(ごりやく)」もあるわけだ。
ふくしま式を取り入れている、他塾・学校の先生方
福嶋隆史の著書が引用されたテストの実例

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