国語塾【05】指導


  1. 指導目標(指導内容)
  2. 指導方法
    1. 指導形態・授業の流れ
    2. 使用教材
  3. 評価
  4. その他

1. 指導目標(指導内容)

  • 言語運用の「形式」における目標

    • 形式の習得が、当塾の第1の目標です。
      どう読むか・どう書くか・どう話すか・どう聞くか」。これが「形式」です。
    • 「国語力=論理的思考力=3つの力」を身につける
      • 読む・書く・話す・聞くという言語運用の4場面において共通して必須となる「型・技術・方法」を、手を替え品を替えての変化のある反復指導により、徹底的に身につけさせます。
      • 詳しくは「国語力とは」のページをご覧ください。
  • 言語運用の「内容」における目標

    • 内容の習得が、当塾の第2の目標です(第1の目標の達成のために不可欠なものです)。
      何を読むか・何を書くか・何を話すか・何を聞くか」。これが、「内容」です。
    • 語彙および知識を身につける
      • 語彙は、特に反対語(対義語)の知識が肝要です。語彙指導の主教材として『「本当の語彙力」が身につく問題集』を用い、知識の定着を図ります。反対語の知識量は、対比関係整理力(くらべる力)、同等関係整理力(言いかえる力)に直接の影響を与えます。
      • 小→中→高と進むにつれて、一般常識哲学的知識の質・量が、読み書きのレベルを左右するようになります。いわゆる「重大ニュース」のような社会的知識はもちろん、ソシュール言語学(記号論)及び構造主義、さらにはポスト構造主義の考え方等に至るまで幅広い知識を伝授することで、読み書きのクオリティ及びスピードを向上させます(哲学的知識の指導は特に水・木の19:30枠で重視)。
        どんな読解問題でも「知っていれば速い」のです。書くときも同じです。
      • 常識的知識の量は、因果関係整理力(たどる力)を左右します。「AだからBなのである」と聞いて「なるほどね」と思えるか、「え? なんで?」と思うかは、常識的知識の量に依るのです。
    • ものの見方・考え方=「7つの観点」を身につける
      • これは「内容」を導き出すための「形式」であると言えます。
      • 時間の観点空間の観点自他の観点心理の観点五感の観点目的・手段の観点プラス・マイナスの観点です。
        詳しくは、こちらをご覧ください。
  • その他

    • 特定のカリキュラム(学年単位で輪切りされた年間指導計画)は、用意していません。指導計画は、個々の曜日時間帯ごとに短期的に設定し、必要に応じ随時変更を重ねていきます。なお、実際の授業内容の記録詳細は、こちらで閲覧できます。
  • 指導内容の難易度について:
    2,3月及び9月に新規入塾生が入ることが多くなっています。そのため、2,3月はもちろん、9月にも基本的な内容を一時的に増やす場合があります。おおまかには、次のような流れになっています。

2. 指導方法

  • 指導形態・授業の流れ

    • 1授業15名までの小集団一斉指導です。かつ、1回の授業の間に最低でも1回、多ければ5回ほどの個別指導を全員に対して行います。
    • 授業の流れについて、詳しくはこちらをごらんください。
    • 一斉指導のメリットと個別指導のデメリットについては、こちらをごらんください。
    • 異校種,異学年同席での指導です(時間割参照)。国語力育成のプロセスにおいて、校種・学年というものはほとんど影響しません。
      「形式」すなわち「どう書くか、どう読むか」を第1の目標とし、「内容」すなわち「何を書くか、何を読むか」を第2の目標とする。
      このとき、少なくとも第1の目標「形式」については、スポーツと同じく、校種・学年に関係なく技能を高めることができます。
      「A。しかしB。だからC」という型で文章を書くとき、小学生なら、こんな文章になります。
      「昨日は雨だった。しかし、今日は晴れている。だから、今日は昨日より気分がいい」
      一方、中高生なら、こんな文章になるでしょう。
      「肉体的にはまだまだ元気だった。しかし、精神的には疲労していた。だから、試合は思うような結果には至らなかった」
      内容こそ違えど、形式は同じ。型の学習に、校種・学年は関係ないのです。
      中学生になるまでは「しかし」を使わない、「だから」は高校生から勉強する、などといったことがあり得ない以上、これらは当然のことであると言えます。
      第2の目標「内容」については、ある程度、難易度の境界線があります。
      その意味において、特に各曜日の2コマ目は、少しずつ指導内容を変えています(次項の教材参照)。
    • ほんのわずかながら、「下学年の子とは一緒に勉強したくない」などという声も(入塾前の子どもたちから)聞くことがありますが、それは本質的な学習を経験したことのない人の言葉です。繰り返しますが、スポーツと同じなのです。「年下とは競いたくない」などというスポーツ選手に、強い選手はいません。下学年に負ければ悔しくなり、上学年に勝てば嬉しくなる――そんな心理的動機を生む意味でも、利点しかない形態であると断言できます。

一斉指導中のようす(撮影:柿崎健太郎)(clickで元画像)

 

個別指導中のようす(撮影:柿崎健太郎)(clickで元画像)

その他の授業中写真は、こちらにも複数掲載しています。

  • 使用教材

    • 読むこと(読解)では、次のような文章を題材に、オリジナル設問を与えます。
      • ふくしま式問題集等に掲載されている超短文:50~500字ほどの文章
      • 難易度(標準)の説明的文章:『こころの処方箋』(河合隼雄)など
      • 難易度(高め)の説明的文章:『高校生のための評論文キーワード100』(中山元)『教養のための大学受験国語』(石原千秋)など
      • 難易度(標準~高め)の文学的文章:『まゆみのマーチ』(重松清)など
      • その他「入試過去問」を随時用います
    • 書くこと(作文・小論文)では、〈ふくしま式200字メソッド〉を用いた短作文や、入試小論課題を利用した小論文などを書きます。
    • 話すこと,聞くこと(対話)については、通常授業の中で口頭問答を多々取り入れます。また、討論部を随時開催します。
    • 教材は全て無料で配付します(全て新品です)。
    • 「小学生版」と書かれた問題集であっても、高校生まで幅広く用いています。
      その意味は、たとえば『「本当の語彙力」が身につく問題集』を実際に手にとって内容を見ていただければ一目瞭然でしょう。小学生から高校生まで幅広く確実に役立つ、本質的な語彙を体系的に集めています(「小学生版」というタイトルは、書店が棚を決めやすいようにと出版社から求められるため、やむなくつけているのです、本来は全校種全学年版なのです)。
    • ▼共通教材(全ての曜日時間帯で使用)

            

    • ▼水,木,金,土|17:00-18:40(小4-6対象)では以下を追加*

         

      *2018年1月末迄、金曜17:00のみベーシックなし(2月以降は未定)

    • ▼水|19:30-21:10(中3-高3対象)では以下を追加*


      *2017年9月以降、『教養としての~』は使用中断

    • ▼木|19:30-21:10(中2-高2対象)では以下を追加

    • ▼金|19:30-21:10(中1-高1対象)および 土|19:30-21:10(小6-中3対象)の追加教材は特になし

      ただし小6のみ以下を追加:

3. 評価

  • 評価については、こちらをごらんください。

4.その他

  • 同じ曜日時間帯に複数年つづけて在籍する場合の指導内容について:
    たとえば金曜17:00~18:40の時間帯は、対象が小学5~6年生です。この場合、次のような疑問が生じます。
    「小5で入塾し1年が経過した後、翌年も同じ金曜17:00~18:40に在籍すると、また小5レベルの基本に戻ってしまうのか?」
    そのような心配は無用です。
    2年連続、あるいは3年連続(中高生枠では4年連続もあり得る)で同じ曜日時間帯に在籍する生徒がいるならば、そういう生徒のニーズにも適確にこたえられるよう、教材の選定を工夫します。
    そもそも毎年2冊ほどの本を出しているため、そのつど新しい教材が生まれています。
    教材は、年々変化・進化していきます。
    読解の題材としての文庫・新書も、同じ本を毎年使うとは限りません。
    時勢に合わせた最適な題材を選定し、与えていきます。
    もし同じ課題を与えることになったとしても、一度解いている生徒に対しては難易度の高い設問を別途与えるなどして、「より上」を目指せるよう配慮します。
    逆に、基礎を再度復習すべき生徒に対しては、あえて同じ課題を与えるというケースもあります。
    むしろ、「やっていることはいつも同じ」であるとも言えます。
    題材が何であれ、当塾の指導目的はいつも、論理的思考力=「3つの力」を高めることのみです。
    何年通うにしても、その目的のために手を替え品を替えつつ継続的に取り組んでいくということになります。
    論理的思考力(言語技術)を習得する道のりに、ゴールはありません。
    たとえ、小4から高3までフルに9年間通ったとしても、言語技術を習得することの奥深さ・楽しさが増すことこそあれ、これで終わりという地点に到達することはありません。
    ですから、同じ曜日時間帯に何年か通うということのデメリットを心配することは、まったく必要ありません。

一斉指導中のようす(撮影:柿崎健太郎)(clickで元画像)

その他の授業中写真は、こちらにも複数掲載しています。

スマホでも見られます

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